賛否から世界の今を見るブログ

賛成か反対か、見方が変われば目から鱗。時代の流れをちょっと覗いて見ましょうか。

「第2のコロナ?:不妊化させる蚊の誕生」喜ぶべきですか?

 

 「世界最大の蚊の工場」と呼ばれる中国の研究所から「不妊を引き起こす細菌に感染した雄の蚊を1日あたり500万匹を生産」とのお話。今度は何を企んでいるのでしょうか、お隣中国さんは、やれやれ。

 

メスを不妊化させる「蚊」

news.biglobe.ne.jp

 

蚊の遺伝子操作によるマラリア撲滅?

www.sankei.com

 

最もたくさん人間を殺すのは「蚊」

www.huffingtonpost.jp

 

 最も人間を殺しているのは人間じゃないの?って一瞬思ったが、調べてみると、どうやらそれは過去の戦争を抜きした?からで、21世紀である今、栄えある「最もたくさん人間を殺す動物とは」その第1位は「蚊」のようでした

 その数なんと年間およそ83万人(2015年のデータ)で、これは厚生労働省による日本人の年間死亡者数の138万(2020年のデータ)の約60%にあたるというのではないか。日本での死因の約60%が「蚊」だとして考えると、たしかに、異様な気はしますが…

 最近、蚊って少なくなっていない蚊? ってかさ、もう中国さんよ遺伝子やらを弄るのやめてくれ!って思いましたが、世の皆さんはどのように受け止められたのでしょうか、気になったので調べてみようと思いました。

 

 皆さんのご意見を伺ってみましょう。

 

蚊って絶滅した方がよいのですか?

 

 

 

【賛成派のご意見 害虫駆除の方法としてあり 約20%

 

不妊虫放飼といいます

こちらをどうぞ。
不妊虫放飼 - Wikipedia

 そんなに驚くべきことではないですよ。記事にある通りで、中国に限らずいろんな国でやっていますよ。ちなみに先駆者はアメリカです。日本でも1970年に「沖縄のウリミバエ」として防除事業を展開し、1977年に根絶に成功したと言われています。

 外国に住んでいます。こちらでは同様の試みをして一定の成果を上げています。おかげで蚊を媒介とした伝染病を防ぐという意味では、効果的だと言わざるを得ません。助かっています。なにもかもが「清潔」である日本での「蚊」なんて、蚊取り線香で駆逐すればいい、ってのは本当に幸せだなぁと思います。

 

外敵をやっつける方法は研究すべし

 日本は学術会議によって細菌やウィルス研究は、全面禁止にされられたようで、これは由々しき事だと思う。軍事目的か否かは、研究した後にその結果をもって、政治家たちや某所で決めるべきだと思う。どんな方法であろうが、外敵が存在している以上、その防御方法を学ぶべきことは重要だと思う

 

人だって避妊してますやん

 コンドームやピル・リングだってありまっせ。知りませんか、ノバTやミレーナ、一度装着してしまえば約2〜5年は効果があるってよ。蚊にそんな輪っかやらゴムやら装着できまっか?せやろう?そんな不思議なことあらへんって。あんな小さい生き物にだって、避妊させたってええがな。猫や犬でもしているやろう?なんで「蚊」だけアカンの?

 

それからこんな意見もありました

自浄作用を受け入れよう

 蚊は確かにマラリアやテング熱のような感染症を引き起こします。でも、一度よく考えてみてください。「人間」が増えすぎた場合、どこのだれが自然淘汰してくれるのでしょうか。狼だって羊の数が少なくなれば、自ら餓死の道を選ぶという。さて人間はどうなんでしょうか。「蚊」もっと古くから生きている生物の1種、その種も数千を越す。戦争でもしないと減らない「人種」なのだから「蚊」は必要だとは感じませんか? 人間は自ずからその道を切り開いているのであります。

 

【反対派のご意見 自然に逆らうな 約80%

 

生態系に影響が出るからダメ!

 蚊を全滅させたとして目先の利益が生まれるかもしれません。が、記事にもある通り、「ちなみに、蚊を絶滅させた場合に自然界に与える影響は今のところまだよく分かっていないようです。」と明記されているじゃないですか。アホなん?人間って。

 人間ってコロナウィルスの事があってもまだ懲りないのね、最低だわ。変異を起こした細菌やウィルスは、他種に感染してさらなる変異を起こします。自然界の連鎖を、そんなに簡単に制御できるのかしら。たとえかの国が本当に制御できたとしても、世界レベルに発展した場合、今回のコロナのような結果では不安でしかないですわ。

 

軍用目当てだろう?やめてくれ!

 百歩譲って「自然界」をコントロールできたとしよう、でだ、そこから得られた技術をかの国は「軍用」に転用しないはずはない!マラリアだ?テング熱だ?うそこけって!武漢の研究所からコロナウイルスを漏洩したお国には、もう二度と遺伝子を弄って欲しくはない!

 すべては軍事研究である。今からいくつかキーワードを言う。さて、軍用でないものはいくつあるでしょうか。「インターネット」「GPS」「AI」「ロボット」「電子レンジ」「ロケット」「ドローン」。さあお答えください。ここに「遺伝子組替え」「ゲノム製薬」「クローン」を加えてもいいでしょう。

 

生物は進化する

 生き物はバカじゃありません。この試みは過去になされたことはあるが、その結果徐々に薄れていったと聞いたことがある。ハエにしろ蚊にしろ、世代交代されたその後なぜか不妊性のオスを見分けるのだと言う。自然界の力なのかなにかのフェロモンの力なのか、わかりませんが、「生物」は単純に生き長らえてきた訳じゃないと感じる。「蚊」といえどパンドラの箱でないことを祈りたい。


それからこんな意見もありました

血はどんな味かな?

「ねえ夏奈子」「な〜に」
「私、蚊にかまれたみたい」「え?どこどこ」
「ここ…」「うわぁ〜、みごとなぷっくり!」
「…」「へーめずらしいな、最近、蚊なんてめったに見ないけどなぁ」
「ね、吸ってみたい?」「え?!な、なにを?!」
「私の血」「な、夏美?!どしたん?」
「今度、私の血、吸ってよー」「今度じゃなくても、嫌だって!」
「この前私の腕かじったのに?」「あ、あれは、そういう流れで…つい」
「じゃ〜次は、ぜひ血の味を」「こ、こっち来んなー!」

 

参考記事:自分の匂い:他人のためにケアする必要ある?

sakuraikodama.hatenablog.com

 

【感想】

 

害虫駆除 VS 生態系破壊

 「不妊化させる蚊」はどうなんですか? という調査をしたその結果、賛成派が約20%でした。その多くは不妊虫放飼といってそもそも害虫駆除の方法の1つとしある、とのご意見が多かったようでした。一方、反対派は約80%で、そのほとんどは、やはり生態系に影響が出るとのご意見が多かったようでした。

 「蚊」とは人を刺す生き物です。調べたら解るかと思いますが、世の存在する大半の動物って、人間にとって大きく分けたら「噛む」か「刺す」か、そのどちらかのようで、特に小さい生き物になればなるほど「刺す」傾向が強いようです。あ、これはまったく私見でございます、悪しからず。

 

 さて、私は、3:7で反対派(自然に逆らうな)ですかね。

参考記事を2つ。
4月の記事
夏に蚊を減らす対策は春から始めるべし - ウェザーニュース
8月の記事
蚊の活動は活発だったものの6割以上は蚊が少ない印象 - ウェザーニュース

 今年は蚊が活動しやすい気温だったにもかかわらず、蚊はいつもりは少なかったと感じている人は多いようでした。実は私も「今年は蚊が少ないなぁと思っている」その1人です。

 ところで、今日は8月28日、「蚊」以外にも「セミ」や「ミツバチ」もほとんど見かけなくなりました。あなたの地域ではどうですか?なんかきな臭くはないですか?もう「蚊」の影響が出て来ているってことなのでしょうか、それとも、単に今年は「蚊」が少なかっただけなのでしょうか。

 こういうニュースが出るってことは、ある程度進展があって、その声や影響がこちらにやってくるのだから、ニュースになるのだと感じています。だから、いくら賛成や反対を唱えたとしても、事実は事実として、着々と、密かに進行されているのはないでしょうか。

 今の世、我々市民には人類の愚行を知ったとしても、それに抗える術はあるのでしょうか。いや!否!と言われたらとても寂しくなりますが、せめて「声」だけでも世界の各研究者には届いて欲しいなぁ、と思う今日このごろでした。


みなさんはどう思いましたか?

 

 参考記事:蚊に刺されやすい人

topics.smt.docomo.ne.jp