賛否から世界の今を見るブログ

賛成か反対か、見方が変われば目から鱗。時代の流れをちょっと覗いて見ましょうか。

「過去の罪は一生背負うもの」なのですか?

 

「いじめ加害者」だったとそう約26前に告白した記事、過去の罪にどう向き合ったのだろうか。みなさまのご意見を伺ってみましょう。

 

こんな記事がありました

news.yahoo.co.jp

上記とは関連しないが、こんな相談もありました

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目次

 

 

【賛成派のご意見 一生背負うものだ】

一生背負うものでしょう

悪行(罪)は、その後に行った善行では取り返せるようなものではありません。それにかなりの年数を経ての今更の謝罪は、自分が犯した罪を悔いているとは言えないでしょう。悔いているのなら、もっと早くに謝罪していたことでしょう。

過去の罪について取材された時に、自慢気に言ってたそうじゃありませんか。全く反省していないのであれば、許せません!

オリンピックがもうすぐ始まるこの時期に、オリンピック関係者であった彼の26年も前の記事が、タイミングよくメディアに露出されたのは、社会の闇を感じますが…それはさておき、彼に限らず、加害者が起こした事件が掘り起こされるまでの間に、真心を込めて謝罪をしていたのなら(更生していたのなら)、こうはならなかったと思います。

罪を犯したなら罰を受けるべき

「いじめ」は被害者家族にとって許される罪では決してありません。受けた屈辱・苦痛・身を引き裂かれた思い、加害者にも同様に受けてもらいたいです。

被害者は一生消えない、心の傷を、受けたと思います。加害者も一生消えない、罪を犯したという重石を、背負うべきです。そうでないと不平等だと思います。

時効では償いきれない事案

いじめの時効は約3年、というじゃありませんか。この世は狂ってますわ。もし加害者側は、これまでに謝罪もせずに余裕綽綽に生活をし仕事もあった、一方被害者側は泣き寝入りだったとしたら、釣り合いませんよ。

いじめは加害者側に罪の意識を持って欲しいものです。罪の意識があったら、自分の仕事よりも、被害者側への謝罪が先なのではないでしょうか。時効が来る前に自ら謝罪すべきでしたね。時効を迎えてしまったら、もう言い訳にしか聞こえません。

 

それからこんな意見もありました

メディアがおかしい、同様に罰するべきだ

出版社は「いじめ紀行」という連載コーナで彼の「行い」掲載したと言うじゃありませんか。連載コーナーだよ?連載コーナー。企画がもう腐ってます。

取材時に、彼の反省の弁および被害者への謝罪文を、出版社はどうして合わせて載せようとしなかったのか。売れる?売れない?んなことしか考えていなかったのでしょう。メディアは加害者側の肩を持つべきではないかと思います。


おそらく少数意見となりますが、反対派の意見も見てみましょう

 

【反対派 裁くのは司法】

叩ける時に叩くのは根本解決ではない

先に言っておきますが、いじめ加害者を擁護するつもりはありません。しかし、長い間、いじめ加害者は裁かれてこなった、この事実をどうみるかです。事件が起こった当時、メディアによってその内容も掲載はされ、読者もたくさんいただろう。我々の怒りは「司法」に向けた方が適切(再発防止に繋がる)なのではないか。

過去を今の価値観で裁くのは…

心配だ。彼の例は非常に特別だと思いますが、このようなSNS反響の波が大きくなれば、今後は、未成年でお酒を飲んだ、お菓子を盗んだ、親父の財布からお金をちょろこました、などの軽い罪も、やがては、一生背負うことになるのではと思う、かなり怖い。

小学生時の万引きを、数十年後に掘り起こされても、今の世は「魔が差した」で済まされている。しかし、同じ万引きでも、戦後の日本や、今のアフリカの一部では、嬲りごろしに会う可能性がある。複雑な気持ちになりました。

 

それからこんな意見もありました。

資産を全部取り上げた方がいいよ

謝罪だってネットに文章を流して終わりでしょう?しかも、仕事は普通に続けているんでしょう?普通の生活に戻っているだけじゃん!資産を全部取り上げないと、絶対に「反省」や「更生」はしないよ、犯罪を犯した人は。一生背負う?無理無理、できるわけないって。どうせ逃げ隠れするんですから。


【感想】

私刑と、司法

うーん、今回は恐れずに感想を書くと、賛成派は「目には目を歯には歯を」という意見が多いようですね。一方は、反対派は「司法どうなってんのよ」とそうのよう見受けられました。

一番は、いじめ加害者本人が反省しているかどうかですかね。いじめは犯罪です。罪を罪と認めていなかったのなら、もう、どうしようもありませんね。

いじめの例では、私も9:1で賛成派です。

1割の反対の気持ちがあるのは、世の中には「悪い奴ら」は常にいます。出版社はおそらく、購入ターゲットはその1割の人をあてにして、出版しているのだと感じます。是非はともなく、それが行えるのが今の社会。

仮に「いじめ」を撲滅したとしても、今度は「万引き」をした「悪い奴ら」が「目には目を歯には歯を」に会うんじゃないかなと。

「私刑」というものが広がれば「司法」はサボってしまうのではないか、そう危惧した1割でした。

 

罪を憎んで人を憎まず。できればこの言葉を後世に残したいが…厳しいそうだな。

 


みなさんはどう思いましたか?