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【クレーム?】まぐろ丼騒動に見る、いきなりSNSで文句を言うのは「ダメ」ですか?

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Thomas WolterによるPixabayからの画像

「全然ちゃう感じのやつきた」として、千原せいじさんがメニュー写真と届いた実物をインスタグラムに投稿した。かなりのおこ! 食い物の恨みは怖いというか、それほどに腹が減っていたのでしょうか。それとも改善を求めたものだったのでしょうか。

対象記事:全然ちゃう、まぐろ丼

news.livedoor.com

記事背景

まぐろ丼とマグロ丼

 兄弟お笑いコンビ「千原兄弟」の兄・千原せいじさんが注文した「まぐろ丼」、実際に届いたのがまったくの別物の「マグロ丼」だったという。

 実は、せいじさんが注文したお店の小僧寿し、「小僧寿し」と「海鮮丼小僧寿し」の2つのブランドを展開しているそうで、前者では「まぐろ丼」を、後者では「マグロ丼」というそれぞれ全く別物の商品を販売していたとのこと。

 小僧寿しは「間違えて商品を届けていた」と謝罪し、返金を含め、きちんと対応する予定だという。つまり、お店側のミスというのが結末のようだ。

文句を言うなら直接お店へ、なのでは?

 一般的に届いた商品が注文した商品と違っていた場合、まずは販売元に尋ねるのが筋、だとは思いますが、今回は、商品の配送は Uber Eatsが担当していたそうで、話がややこしくなっているようだ。たしかにネットでは Uber の悪い噂は耳に入ってきますもんね。

参考:ウーバーイーツに苦情のオンパレード…
ウーバーイーツに苦情のオンパレード…配達員が料理投げ捨て→本部は「警察に連絡しろ」

 対象記事からは読み取れませんが、せいじさんからすれば、どっちに文句言ったええやん! と悩んだ末に、わからんから、とりあえずSNSに写真を添えて投稿した、ということなのかもしれないね。

 私も投稿された写真を見る限り、え? 別物やん、そう思いましたわ。でも冷静に、どうなんでしょうか。事情あるにせよいきなりSNSにアップしてしまうのは、少しやりすぎというか、SNSで拡散させるのが目的なのか? と却って疑ってしまいますが…

 世の皆さんはどう思われたのでしょうか。ちょっと気になりました。ということで、今回はこれについて調べてみようかと思います。では、世の皆さんのご意見を伺ってみましょうか。

賛成派:なしやわ、SNSで文句を言うのは御門違い 約90%

まずはお店に連絡すべきでしょう

「違う商品が届けられた時、まず最初にすべきはお店に連絡することであり、SNSで文句言うことではないと思います。不慣れな新人さんが間違えたかもしれないし、注文主が注文を間違えた可能性だってあります。いきなりSNSで拡散するのはおかしい」

晒す行為に悪意を感じる

「お店側から塩対応されたら仕方ないかもしれないが、せいじさんは一般人と違って一応は有名人なわけだし、そんなことはされないんじゃないかな。力がある人が、何かあったら即SNSで社会的制裁を加える行為は歓迎できないな。晒すのはやり過ぎ、悪意を感じます」

「この人は『捨てる』『何されてるかわからんし』として、食べずに廃棄したようですね。事実確認もせずにこれをSNSにあげてしまうのは、運送側やお店側に対する誹謗中傷に近いかと。大人がすることじゃありません」

改善する気は無いんだろうな

「商品の取り違えは珍しいことでは無い。んなことわかってるが、ただ食いたもんが来なかった、めっちゃ腹たったから晒したるわ! この人はこういう思考だったのかもしれません。ただ鬱憤を晴らしたかっただけの、芸のない芸人です、残念です」

「短絡的にただ晒したいだけなのでは? と思ってしまう。気持ち悪いからって食べずに捨てるとこ、ここから想像するにこの人は自分が損をした、その憂さ晴らしをしたいだけなんだろう。同じSNSにアップするにしても、紳士的に対応改善を求める内容であれば、株が上がったのにね、残念な人だ」

それからこんな意見がありました

性格わるっ

「『届いた商品が写真と違うやん、お店に文句いったろうか、んまてよ、ネットにアップすれば俺注目されるとちゃうか、よしいったれ!』という葛藤を経てからの行為かどうかはわかりませんが、一言ええか。ちっせー男やな」

反対派:ありです、お店側の対応に期待できないから 約10%

お店側の対応に難あり

「今も昔も、商品サンプルと実物が違うじゃん! という問題は多い。スッカスカなおせち、小さい唐揚げに薄っぺらトンカツ、などなど。腹が減っているところにこんなもんが来たらそりゃ腹が立ちますって。電話で指摘しても『こんなんでっせ』と言われてしまうのがオチだから、彼はSNSにあげたのではないでしょうか」

「電話しろだと、アホくさ。考えてみーや、商品を届けるのに、悪評や偏見が強い運搬者に、紛らわしい商品を売りに出している寿司屋が相手だ。電話したところで、俺じゃねーよ、あいつじゃねーの、ってたらい回しされるがオチ。それを見越してのSNSアップじゃね」

逆に、企業価値を高めるチャンス

「『まぐろ丼』と『マグロ丼』という同じ読み方で違う内容の商品があったら、オーダーを見たスタッフと厨房の作るスタッフ間でミスが出てもおかしくないよ。事実、記事から、お店側は紛らわしかったと商品名を変えていますからね。でね、真面目に、SNSにアップしなかったら、商品名、変わったのでしょうかね。あなたはどう思いますか?」

「今の時代、企業側の不手際は顧客によって即座に共有されると知るべき。そこでどう対応できるかで企業の価値が決まる。多くの聴衆が見守る中、むしろ正しい対応で評価を上げるチャンスと考えて対応すべきだろう」

それからこんな意見がありました

どっちもどっち

「詐欺まがいの商売をする店に、騙されたら勉強料を払ったと思えと泣き寝入りする客。一方、あらぬケチを付けてクレームを垂れ流す客に、非もないのに対応を求められるお店。闇を光の本に晒け出せば、少しは綺麗にはなるんじゃない? どっちが汚れているかはしりませんが」

調査結果・感想

クレームするにも順序あり

「いきなりSNSで文句を言うのは『ダメ』ですか?」について調査を行なったところ、賛成派(そうや)のご意見が多かったようでした。約90%にも登りました。

 賛成派の多くは、いきなりSNSに文句を流すのは、言い換えれば、お店の前で大声を出して文句を言っているようなもんです、だからおかしいと。確かに。一般人ならともかく、有名人なわけだから、その影響力は容易に想像できますね。

 反対派は、お店側に直接言ったところで、どうせまともに対応してもらえないのでは、とのご意見が見られました。こちらも確かに。私も以前、うどん屋で特盛エビ天うどんを頼んだのですが、出てきたは、衣たっぷりのちんまり細身エビ天でした。写真通りっちゃ通りだけど、なんかね、店員に尋ねたところで時間の無駄なんだろうなと思いました。

みなさんはどう思いましたか?

さて、私は、8:2で賛成派(SNSで文句はアカン)ですわ

 まず言いたいのは、SNSに限らず、コミュニケーションにおいて、その第一声は「事実確認」をすべきなのではないでしょうか。お店と顧客はもちろんのこと、上司と部下、親子間、友達同士のコミュニケーションは、思い込みや非難・否定から始まるのは、避けた方がベターというか、必然なのではないかと私は思います。

 相手に非があろうがなかろうが、いきなりね、お前アカンやろうって言われたら、相手はカチンと来て、普通の対応ができなくなりますよね。逆に、相手をカチンとさせたいのか? そう思ってしまいますね。

 直接的な会話なら、百歩譲って個性だと割り切れなくも無いが、いかんせんSNSだ、不特定多数の人が見ている中で「全然ちゃう」と言ってのけるのは、その人の品格を疑われてもしょうがない。もう少しは常識というか良識をわきまえて欲しいなぁと思いました。

 じゃん、なして10割の賛成でないん? そうですね、もしかしたら、実はせいじさんは裏であの寿司屋さんと繋がっていたりして、なんてねっと思ったからです。老婆心ながらにですが。

 数週間後に、せいじさんが「すみません、あの時は言い過ぎました!」と頭下げたかと思えば、小僧寿しさんのCMに出たりしてね。うわー、うまいわー! と思う自分がいたことを否定できないというか、悔しいというか。うん。まあ妄想であって欲しいっすね。そんな人ではないとは思いますが。。

参考記事:なんでも批判する人、なぜ?

www.mag2.com

様々な経験をしたり、色々なことにチャレンジしていない、人、なんだって。へー。