賛否から世界の今を見るブログ

賛成か反対か、見方が変われば目から鱗。時代の流れをちょっと覗いて見ましょうか。

「結婚しないの?!:その理由に」賛成できますか?

 

 結婚しない男性の割合は25%割を超えたよ?!という記事を目にしました。近年、日本での婚姻率は低下傾向にあることは感じていたが、ここにきて、実に4人に1人の割合を超えてしまったのか、そっかー。

 

参考記事:婚姻率(未婚割合)の推移

ohitorisama.site

 

 この記事では、2015年時点で約23%だとしているそうで、この数値は「50歳まで一度も結婚をしたことがない」の割合だそうだ。とすると、離婚をした人の数を含めない、また、これは50歳までデータだから、もっと若い人だともっと数字が?かな…

 あーやめやめ。そんなデータやら数字やらとニラメッコをするためにこのブログを書いているわけじゃない!つぎつぎ!

 私は、単純に彼ら彼女らの「結婚しない」その理由に、世のみなさんは賛成できるのかできないのかを知りたい。なぜかと言うと、知人に「一生独身宣言」をきっぱりと言った人が現れたからです。その理由を聞いてみたところ「余計な御世話だ」と言われてしまった。。

 おそらく「本当の理由」を教えてくれたとしても、私には「理解できないこと」だったのかもしれません。知人の意思は尊重したい。でもちょっと寂しく感じてしまったので、今回は、これについて調べてみようかと思いました。

 あ、先に断っておきます。結婚するもしないも個人の自由でございます。権利を損害するつもりはありません。ただ、もしあなたの親しい相手から、そのような応答をされてしまった場合に「賛成?反対?」、という趣旨でございます。あしからず。

 

 皆様のご意見を伺って見ましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【賛成派のご意見 幸せは結婚だけじゃない 70%

 

孤独に生きてた方が楽だから

 私も結婚するつもりはありません。タバコもお酒もなくても平気ですし、お友達は数人いればそれでとても幸せです。まあ確かに寂しい思いは少しはあります、それでも結婚したら、いろいろと「くっついて」来るんでしょう? 相手の親御さんにその親戚や友人だちなど、旦那ができたら子供だってね、いずれ増えちゃうし。1人の方がずっと楽ですわ。いい判断かと思いますわ。

 

結婚って煩わしい

 結婚しないの?いいですことよ。教えてあげるわね。独身でいるとね「結婚しないの」と聞かれるのでしょう? でね、結婚したら今度は「子供作らないの」と聞かれますわ。1人生まれたら「次はどっちかな」って来るでしょう、それから、その次は「あの学校がいいよ、いや、こっちがいいわよ」ってね。本当、周りがうるさいってありゃしないの。

 結婚するもしないのも選択の自由なので尊重されるべき。問題は、労働環境や生活条件が原因で、結婚子育てをしたくてもできない人がいるってことを知って欲しい。長男に嫁げば後継やら、家を買えば固定資産税やら、子供が生まれれば進学だの教育方針だの、親や夫が障害で寝たきりともなれば、どうすればいいっていうのさ。さらにだよ、死別や離婚ともなれば養育費やら親権やらで、そんな呪縛、ほんとう煩わしい!

 

だってしょうがないじゃんね

 結婚したって良いことないじゃんね。フリーター、DV男、できちゃった婚、母子家庭、離婚すれば風俗やキャバ嬢で生計を立てないと。結婚にはリスクがありすぎです。芸能界だってそうじゃん、めっちゃいい夫婦な雰囲気を醸し出してさ、数年したら劇的離婚でしょう? んで親権だのどうのってとか、ATMはどっちみたいな感じとか、嫌だわ。自分に自信がないって? 違います。争いをしたくないだけです。

 


それからこんな意見がありました

他人の面倒を見るのは嫌だ

 すみませんが正直に言います、他人の面倒を見るのは嫌です。自分で稼いだお金は自分で使いたいし、自分の時間は自分にだけ費やしたい。なんで自分のお金や時間を他人のために使わないといけないんですか?ぜんぜんわかりません。親はぼくを産んでくれたことには感謝しています。が、それだけです。なにをするのも自由な世の中だ、いちいち相手のことなんて考えられません。

 

 

【反対派のご意見 決める必要はないのでは… 30%

 

自然に任せた方がいいと思う

 そんなに気張らなくてもいいんじゃないんかな。硬い決意をされると、私からそれ関連のお話ができなくなっちゃうのは、友達として寂しいかな。いずれにさ「この人ビンゴかも!」みたいな感じの出会いがあったとしてもさ、頑なになっちゃうと相手の本質も見えないし、友達としてもどうしていいか悩んでしまいます。結婚は、するかもしれない、しないかもしれない、そんな感じで居てくれた方が助かります。

 

傷つけるつもりはない

 反対するつもりはありませんが、でも… こういう社会なのだから若者は生きづらいよね。それを解っていてその道を選んでいるのだと思います。でもね、いちいち傷つかないように腫れ物に触らないようにと… 今は昔。「干渉しないでという自由」は認めるしかありませんが、「干渉する自由」で生きてきた私たちには、その自由は認められないのでしょうか。笑い飛ばすぐらいのことはして欲しいと思います。

 

好きにできる「もの」とそうでない「もの」

 きっと古い考え方だと切り捨てられるかもしれませんが、あえて言わせていただきます。好きとはなんでしょうか。好き勝手にできるものとそう思っていませんか? そのようなコンプレックスを抱えたまま過ごされるのはあなたの自由です。が、あなたを助けることができるのは他人だけなのです。他人は「もの」ではありません。

 

それからこんな意見もありました

キスの練習

「ねえ夏奈子」「な〜に」
「結婚しよっかと」「え?ちょい待ち!おまえいつも唐突すぎるって!」
「…」「まだ…え?…まじ? いい人でも、出来たのか?」
「そうなの」「そうなのって…おまえいつだよ!そいつどんな人だよ?」
「…内緒」「なんでだよ!親友だろう、教えてくれよ!だれだよそいつ!」
「その人、いつも私のことを想ってくれていて」「…へぇー」
「ガサツだけど可愛いの」「…どんな男だよ… 夏美が惚れたやつは…」
「名前は教えられない」「わ、わかった、、で?」
「今度会った時にね、キスしたらOKの合図だと伝えた」「…」
「ねぇ夏奈子」「??、な、なんですか?」
「その練習に付き合って!」「?!?!、うぐーー!」

 

 

 

【感想】

 

一人暮らし VS 二人暮らし

 今回は「結婚しないに賛成ですか?」という趣旨で調査を行いました。あくまで個人的な調査であります。その結果、賛成派(幸せは結婚だけじゃない)は約70%と、こちらが多数派でした。一方、反対派(決める必要はないのでは)は約30%と、少数派でした。

 1人になりたい、それでもいいですよとのご意見は多数派という結果となりました。さまざまは理由はありましたが、やはり「結婚については価値観は変わってきた」と、そのように感じられました。


 私は、2:8で反対派(決める必要はないのでは)と思っていました。

 正直、賛成派がこれほど多いのはちょっと驚きました。まあ、ネットのコメントなんで、私のひん曲がった見方をすれば、「そういう人」がコメントをしているのだろうと偏見な目も無きにしも非ずでした。調査結果を受けて、それは反省をしたいかと思いましたし、この結果は真摯に受け止めましょうと思いました。

 結婚するもしないのも、個人の自由。それはとても解っているつもり。まったくの反論はありません。多様性を認めることをはじめ、昔よりの時代から今の令和になって、様々な価値観が変わってきているかと感じました。

 ただ、今回は純粋に気になったのは「結婚しないその理由」と「あなたならその理由を受け入れるかどうか」でした。その観点で皆様のコメント拾った限りでは、「受け入れる」という人が多かったのは、個人的には驚きでありました。

 

 ああ、私は、ちょっと違っていのだなぁと。そう感じました。。

 私は、反対派の「傷つけるつもりはない」の意識でおりました。会話的に言うと私は「結婚はした方がいいのでは?」を問いたのだとしたのなら、その返答として、「えー、だってめんどくさいじゃーん」っていうぐらいに、軽いノリで返してくれるものかなと、そう思っておりましたが、いやはや。違いましたな。

 賛成派も反対派も真剣に考えておられた内容でした。たかだかコメント、されどコメント。もっと探せばもっといろんな意見が見えてくることのでしょう。調査力をもっとつけねばと思いました。

 


みなさんはどう思いましたか?

 


もっと詳しいく知りたい人はこちらを。

 

参考記事:結婚しない人々の実像

toyokeizai.net